【単行本】シェイクスピア全集　第一巻『リチャード三世』

【著者名】福田恆存著

【装　丁】ハードカーバ・箱付き・帯付き・登場人物書かれた栞・月報付

【発　行】新潮社1967年11月20日　第七刷

【判　型】198㎜×135㎜/205頁＋写真9枚

【内　容】『リチャード三世』はシェイクスピアによる歴史劇で、イング

ランドの薔薇戦争を背景に、リチャード三世の野心と悪行を描

いた作品です。物語は、リチャード三世が王位を奪取するため

に兄弟や親族を次々と殺害し、最終的にはボズワースの戦いで

敗 北し、命を落とすまでの過程を描いています。



☆この書は、その劇的な展開とリチャード三世のカリスマ的な悪役像で高く評価されています。特に、リチャード三世の複雑なキャラクターと彼の心理描写が見事であり、シェイクスピアの初期の作品の中でも傑作とされています。



★この作品は、シェイクスピアの他の歴史劇と同様に、当時の政治的背景や権力闘争を描きつつ、人間の本質や野心、裏切りといった普遍的なテーマを探求しています。リチャード三世の悪行は、彼の内面的な葛藤や孤独感を浮き彫りにし、読む者に、観客に深い印象を与えます。



☆『リチャード三世』は何度も映画化されています。特に有名なのは、1955年に公開されたローレンス・オリヴィエ監督・主演の映画です。この作品は、シェイクスピアの原作に忠実で、オリヴィエの演技が高く評価されています。



※発行されてから５０年を超えますが、書棚に保管されており、箱の日焼けや汚れは少しありますが、ハードカバーの本体自体は綺麗な儘です。稀少本です。演劇が好きな方、あるいはシェイクスピアのファンならば、手元において置くのは素敵だと思いますが・・・。残念ながら全集すべてはありませんが・・・残り十一巻を順次出品の予定です。

『じゃじゃ馬ならし』『ロミオとジュリエット』『ヘンリー4世』『ジュリアス・シーザー』『お気に召すまま』『ハムレット』『オセロー』『マクベス』『アントニーとクレオパトラ』『あらし』



【価　格】1000円