最もジャズを感じさせる一人、テナーサックス奏者ジョー・ヘンダーソン。これは名門ブルーノートでの3作目のアルバムですが唯一のワン・ホーン アルバムとして人気の高い一枚です。リズムセクションはマッコイ・タイナー（p）、エルヴィン・ジョーンズ（ds）、ボブ・クランショー（b）と、クランショーを除けば伝説のジョン・コルトレーン・カルテットのメンバーで、厚みのあるパワフルなサウンドを展開、コルトレーンの影を感じながらもヘンダーソンの深々とした音世界に引き込まれます。リズムセクションも素晴らしいサポートでアルバムの価値を更に高めています。
US BlueNote BST 84189 UA label stereo
オリジナルは1964年頃のリリースですが本盤はおそらく1970年代初期のリプレス盤だと思われます。ジャケットは経年劣化で擦れ、剥がれ塗り補修、内側破れ補修、黄ばみ、シミ、汚れ、傷み、裏面書き込みがあります。盤は所々小さくジリパチノイズが入るところがありますが全体的にはほとんど問題なく聴くことができます。vangelderの刻印はありませんが圧倒的迫力のBlueNoteサウンドでヘンダーソンのテナーサックスが豪快に響き渡ります。内容もさることながら実に絵になるジャケットデザインも秀逸です。ヘンダーソンは人気が高くこのアルバムも中々見かけません、探している方は是非この機会に！