昔から「幸福をもたらす金魚」として庶民に喜ばれてきた「津軽錦」と呼ばれる金魚を模った津軽地方の伝統民芸品。

８月１日より６日間行われる
ねぶた祭りに因んだ灯火玩具です。

「ねぶた」とは　眠り　・眠たいの意で
仕事の妨げになる睡魔を払うために大きな作り物を作り練り歩きその興奮の中で睡魔を払う眠流し行事です。

赤い色と愛嬌のある顔が可愛らしく、津軽一円の民芸品として親しまれています。

藩政期、弘前藩士が京都から金魚を持ち帰り殿様に献上したことをきっかけに、「金魚ねぷた」が作られるようになったとされてます。

今の量産品と違い昭和の頃の手隙和紙の微妙な発色の違い手書きの描彩の違いをお楽しみください。

元箱のサイズは9cm×9cm角の正方形になります。

当時のリーフレット、吊り下げ用の棒と、細い針金も付属しております。

和紙なので湿気による経年の汚れが多少ありますので写真でご確認ください。

（リーフレット文章より）

ねぶた

ねぶたコア 流れろ
豆の葉コア 止まれ

毎年八月一日よう六日間、名残りの夏の夜を彩るねぶた祭り。

扇型に三国志を描いたのや、竹組みに紙を貼った人形ねぶたを夜毎灯を内につけ、苗、太鼓、掛声に街々をねりあるく、高さ二大内外のねぶたの前後を、幼い子供達が柄のついた、肩、金魚巾着、ねぶたを両手に捧げて走り廻る。

北国の夏の夜に明るく浮ぶ南国の魚・金魚、六日間の夜をあく事なく持歩き、七日目七夕のねぶた流~に惜しげもなく河に 投げ捨てる。

「ねぶた」 は眠り、ねむたいの意「豆の葉」はあめ、勤勉の意、つまりねむけを流し勤勉 を止むる、人の心が怠堕に流れる夏の季節に対応する心構えか。 つながる

大瀬德一

金魚ねぷた
青森県弘前市工芸品
青森県郷土玩具
福缶
MUJI
#郷土玩具
#青森張子
#ねぷた
東北郷土玩具
金魚モビール
津軽凧

国···日本

種別···置物・人形・工芸品

人気ワード···張り子