ドイツ Carstens社（カーステンズ）製の花瓶です。ベースの色はシャビーシックな雰囲気を出していますが、所々に混ざる海底のような青緑がキラキラしてとても美しいフラワーベースです。

デザインからして60〜70年代頃の製品かと思われます。ジャーマン・アートポタリーと呼ばれるこの時代の陶器は、ほとんどが手作業での製作で、同じシリーズであっても一つとして同じものはありません。



口径：約5cm

高さ：約15.7cm

底の直径：約8.7cm

底の刻印：W.-GERMA. 7327-15



全体的に綺麗な状態ですが、あくまでもビンテージ品です。手作業での製品ですので、機械のような均一さはございません。ご理解ある方のみご購入をお願いいたします。

商品の状態は写真にてご確認ください。



※値下げ交渉はご遠慮いただいておりますので、コメントいただいてもお返事出来かねます。


Carstens社（カーステンズ）

1878年Christian Heinrich Carstenが卸売会社Carstens & Stahlを買収。1892年Christianは弟のErnstとラインスベルクの陶磁器工場を買収し、カーステン家はドイツ国内に複数の陶磁器工場を所有するように。Ernstが1925年に、1929年にChristianが亡くなった後、会社はChristianの息子Ernst Carstensが継承。第二次世界大戦末期のドイツ分割に伴い、東ドイツにあった工場はすべて収用され、Carstens家は実質的にすべての所有地を失う（Carstens Uffrechtは国有化し、VEB Haldenslebenとなる）。Ernst Carstensはその後西に逃れ、息子のChristianとともに、Carstens Tönnieshofという新しい陶磁器工場を設立。Carstens Tönnieshofは海外にも拡大を続けるが、70年代半ばにはセラミック業界の収益が低下、1977年に倒産。Kiel Atelierの名の下に従業員によって引き継がれ、事業は1984年まで継続。



他にもヨーロッパの花瓶出品しています：

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