自律訓練法　［改訂版］
著：松岡 洋一・松岡 素子

自律訓練法は1932年にドイツの精神医学者Ｊ・Ｈ・シュルツ教授が始めた、リラクセーション法の一つです。
心療内科や精神科などでも使われる一種の自己催眠法で、自己催眠により意識的にリラックス状態を作り、自律神経のバランスを回復させわずか数分で全身をリラックスさせることができ、心身の疲れがすっきりとれると言われています。
ストレス対処として、自律神経不調の方の自己トレーニングとしても有効で、不妊治療施設でも多く取り入れられています。

仕事で使おうと思い購入しましたが、購入てすぐに仕事が変わって使用しないまま本棚にしまわれていました。
自律訓練法について、基本的な指導方法から様々な場面での適用について、事例も交えながらかなり細かく丁寧に解説されています。
体系化された各項目が、初心者がつまづきやすい細かい所までしっかりと書いてあります。
自分でやってみるというより指導者向きかと思いますが、きっちり細かく理解した上でご自分で行いたい方にも良いかと思います。

心理学を学んでいる方、心理職の方、自律訓練法を指導する／取り入れてみたいとお考えの看護師さんや企業の保健・厚生部署の方など、広くお使い頂ける一冊だと思います。

他にも心理学系・看護系の本を出品しております。同梱の場合には若干ですがお値引き致しますのでお声掛けください。